スパイダーマン・リターンズ

gakus2004-06-17

 さて、いよいよ「スパイダーマン2」。 音楽はどうよ!と気合いを入れるも、印象に残ったのはバカラックの『雨にぬれても』だけでした…。エンドクレジットによれば、名前に聞き覚えのある最近のバンドの曲が多いようだったけど、劇中では判別できず。かなり気に入っているジェット/JETぐらいは頭に残りそうなものなんだけどなあ。若向け過ぎて、ついていけなかったのかな、と寂しくなってしまいました。

 サントラを検索してみたらJETのナンバーは、『HOLD ON』なる曲。聴いたことないから新曲なのだろう。1年前は、まだシングル一枚出したばっかりだったのに、日本ではCMでもおなじみの『ARE YOU GONNA BE MY GIRL』の大ヒットで、すっかり売れっ子になったJET。ハリウッドに目をつけられるんだから今や大物。ヘタに渋さに走らず、このままギターリフを効かせたロケンローで行って欲しい。

 それにしても、このサントラ、「雨にぬれても」が収録されていないんですね。劇中でもっとも大々的にフィーチャーされてる曲なのに…。劇中未使用の新進バンドは多数収録されているのに…。サントラ自体のターゲットも、映画に併せて若向けに、ということか。

 映画は、前作の漫画的なノリをよりエスカレートさせたような作り。主人公ピーターの庶民性を強調したユーモラスな描写が増し、「死霊のはらわた」のパロディも飛び出すなど、サム・ライミがやりたいことをやってるなー、という感じ。ストレスからクモの糸が出せなくなるのは、男なら笑えんな…と思ったのは俺だけか!? VFXも相当、力が入ってます。



Spider-Man 2

Spider-Man 2