メンフィスの逆襲

gakus2004-08-01

 「ソウル・サヴァイヴァー」なる映画の試写状が届いた。1960〜70年代のソウル・シーンを検証するドキュメンタリー映画…というと、「永遠のモータウン」の記憶も新しいところだが、こちらはスタックス/ヴォルト〜アトランティック系列のアーティストが中心となっている模様。ウィリアム・ベル、サム・ムーア(サム&デイヴ)、アイザック・ヘイズ、ルーファスとカーラのトーマス父娘、ウィルソン・ピケットなどなど、サザンソウルの大御所がズラリ。毛色の異なるところでは、シャイ・ライツ、元スプリームスのメアリー・ウィルソンも出演しているらしい。観てえ〜。

 詳しい資料がないのでよくわからないが、2002年製作の映画。スタックスの看板スターのひとり、ルーファス・トーマスは2001年に亡くなっているから、この映画でのパフォーマンスが生前最後に近いものではないかと思われる。全盛期からして、そこそこ歳はとっていたが、本当のおじいちゃんになったルーファスが、どんなパフォーマンスを見せているのか楽しみ。そういえば、「キル・ビルVol.2」では、サミュエル・L・ジャクソン扮するピアノ弾きが、共演したことのあるアーティストとしてルーファス・トーマスの名を挙げていた。

 写真は1964年リリース、ルーファス・トーマスのアルバム『WALKING THE DOG』。ストーンズもジョージー・フェイムもカバーしたタイトル曲はファンキーで最高です。