復讐から帰還へ

gakus2004-09-22

 アマゾンで購入した「スター・ウォーズ DVD−BOX」が到着。何はなくとも、まず観ないと…と思ったのが、DVD化に際して変更され、ニュースにもなったエピソードⅥ「ジェダイの復讐」のラストです。

 そのシーンは、主人公ルーク・スカイウォーカーが目にした先に、ルークがヨーダとオビ=ワン、アナキン(仮面をとったダース・ベイダー)の幻影がたたずんでいる、というもの。DVD化に際して、エピソード2と来年公開のエピソード3でアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンが、劇場公開版のアナキン役セバスチャン・ショウにとって代わったという。特別編ですでに大幅に手が加えられているとはいえ、さらに変更させるのはどうか、オリジナル版を尊重してほしいなあ…という希望はもともとあった。で、観てみると…やっぱり違和感があるなー。過去に何度も観ているせいもあるけれど、何かが違う。ヘイデンは長髪にして、それなりの風格を出しているようだが、やはり彼では“パダワン(弟子)”の域を出ていないという感がぬぐえない。セバスチャン・ショウの方が、まだジェダイ騎士っぽいと思う。

 「ジェダイの復讐」という日本タイトルも、今回のDVDでは「ジェダイの帰還」と改められた。20年もこのタイトルを聞いているオッサンとしては、これにも違和感を感じる。いろんな意味で、“帰還”に慣れるには、時間がかかりそう。

 写真は「SW」ファンにはおなじみ、ストームトゥルーパーのスチールを起用した、DWEEBの7インチシングル『CHART RAIDERS/SPACE INVADER』。1995,6年ぐらいにリリースされたデビューシングルで、このバンドはアルバム一枚を発表してフェイドアウト。やたらとテンポの早いシンセ・パンクで、オモチャ箱的賑やかさがある良いバンドだった。もとい、インディレーベルからのリリースだし、この写真の使用許可、ルーカスフィルムからは絶対、得てないだろうな…。