ショックな訃報

gakus2004-10-27

 英国BBC放送のDJとして30年に渡り、デビュー間もない多くのバンドを紹介してきたジョン・ピールが亡くなった。これはショック…。

 英インディーズから飛び出した、ほとんどのバンドは、この人の息がかかっている、と言っても過言ではない。輸入盤店で“ジョン・ピールも推薦!"“ピールの最近のお気に入り”などというポップ内の売り文句を目にすると、つい手にとってレジに持っていってしまうほど、私にとっては影響力のあった人である。

 10月1日の日記でも記したが、この人、自分の葬式には『TEENAGE KICKS』(アンダートーンズ)を流して欲しいと公言していたという。いくつになってもティーエイジ・アンセムの似合っていた人…ここまで気持ちが若い人は、そうそういないだろう。合掌。

 ピールのラジオ・セッションは多数レコード化されているが、好きなものをどれか一枚を選ぶのは難しい。とりあえず、ザ・スミス/THE SMITHSの『PEEL SESSION』を。CD時代の『ピール・セッション』は、アーティストによってジャケットのデザインを変えていたが、アナログ愛好家にしてみれば『ピール・セッション』は、やはりこのデザインのジャケでしょう。