ヴィン兄貴の新境地

gakus2005-03-06

 昨日の日記で記した「BE COOL」が、今週末の全米興行チャートの1位に躍り出ると思いきや、ディズニー製作の「THE PACIFIER」が大健闘している模様。どちらもコメディータッチの作品だが、前者は大人向け。その点、後者はファミリームービーなので、数字的にはこっちの方が優位なのか。

 「THE PACIFIER」は凄腕の諜報エージェントが子守に悪戦苦闘するという物語で、主人公をヴィン・ディーゼルが演じているのが、興味を引かれるポイント。これまでお笑いとは縁遠い人だったので、どんなキャラになるのやら、確かに興味はある。シュワルツェネッガー的な芸域の広げ方という気もしないでもないが、ディーゼル本人はとにかく陽気な人なので、こういう役は地でやれそうな気もする。

 予告編を観てみたら、スティービー・ワンダーの『UPTIGHT』がグルーヴィーに鳴っていて、なかなかイイ感じ。爆裂ホーンとシャキシャキしたリズムが期待を高めてくれる。というわけで、ジャケはこのヒット曲を収めたスティービー、1966年の同名アルバムを。