ダコタちゃんは働き者

gakus2005-04-05

 天才子役ダコタ・ファニングが大活躍している。日本では今年のお正月映画だった「マイ・ボディガード」、今月公開される「ハイド・アンド・シーク」、そして夏には「宇宙戦争」と、話題作に相次いで出演するなど大忙し。「宇宙戦争」では深夜の撮影も健気にこなしていたし、労働基準法にひっかからないのかなと他人事ながら心配になる。

 「アイ・アム・サム」ではショーン・ペン「コール」ではシャーリズ・セロン、「ハイド・アンド・シーク」ではロバート・デ・ニーロ、「宇宙戦争」ではトム・クルーズ、さらに新作ではカート・ラッセルという、それぞれの愛娘を演じるダコタちゃん。“遺伝子的にどうよ!?”とつっこみたくなる組み合わせもあるが、多少強引でもそこをもっともらしく見せてしまうのが天才子役のたる由縁……かもしれない。

 思い返せば、「アイ・アム・サム」で出てきたときは名前もなかなか覚えられなかった。というのも、劇中ではビートルズ・ファンの父がつけたという役名のルーシーを、本名のダコタと混同してしいたから。ジョン・レノンが住んでいたダコタ・ハウスから取った…と勝手に解釈して、映画の原稿を書くときに、つい役名をダコタにしてしまったことも。今やな名前を間違えそうもないほど、大きくなっちゃって。

 一部では出まくりのせいか、最近こまっしゃくれてきてハーレイ=えなり化しているという評も聞くが、めげずにガツガツ働いていただきたいものです。お父さんとしては、頬がゆるんじゃう存在なので…。

 ジャケはどうしたものか…と考えた挙句、ダコタの生意気なお嬢様役も良かった「アップタウン・ガールズ」でフィーチャーされている『SEXIEST MAN IN JAMAICA』収録の、ミント・ロワイヤル/MINT ROYALE、2003年の2ndアルバム『DANCEHALL PLACES』。ミント・ロワイヤルは来週英国でニューシングルがリリースされる模様。