マーク!

gakus2005-05-25

 忙しさによるストレスか、たまに外に出るとCDをバカ買いしたくなる。というわけで今日はしこたま買い込んだが、まず聴いたのは本日リリースされた『ボーン・トゥ・ブギー』のサントラ盤。といっても、ほとんどの映画ファンには、なじみがないだろう。日本では劇場未公開の1972年のこの映画、T.レックス全盛期のドキュメンタリーで、リンゴ・スター(あのリンゴです)が監督を務めている。

 この映画のDVDリリースが来月初頭で、それに先駆けてのサントラ発売。ライブ主体だが、とにかく熱くて、いかがわしくて、T.REXの持ち味がスパークしている。未音源化のままだったエルトン・ジョンとのセッションによる『TUTTI FRUTTI』もいいが、『CHILDREN OF REVOLUTION』のピアノ・バージョンもいい感じで、なんだかしみじみと感傷的になってしまう。

 これ2枚組ディスクで、サントラじゃないもう一枚は1972年の蔵出しライヴ。聴衆の熱狂もさることながら、マーク・ボランのノリノリぶりがうかがえる内容。ラストの『SUMMERTIME BLUES』もレコーディング・バージョンに比べるとずっとアグレッシブである。このときの映像はDVDにも収録されるとのこと。観たい! あと一週間、まずは仕事を片付けねば…。