ジェシカ・アルバ祭り

gakus2005-07-29

 TV「ダーク・エンジェル」でおなじみのジェシカ・アルバが、今年に入り「シン・シティ」「ファンタスティック・フォー」と、映画の分野で次々と全米ナンバーワンヒットを放っている。で、本日はこの2作を立て続けに鑑賞。どちらもアメコミ原作らしく、非現実的な漫画的世界がうまく構築されていて、ツッコミどころもあるものの、それ自体が魅力的な作品となっている。

 「ファンタスティック・フォー」でのジェシカは、インビジブル・ウーマンこと、透明化する能力を得た女性科学者役。スーパー・ヒロインである。PG-13指定なのでいわゆる萌えどころは控えめだが、戦闘スーツは「ダーク・エンジェル」の時よりもタイトで、子連れのお父さんは大喜び必至。つーか、子連れを大義名分にして自分も劇場にもう一度観に行くやも。対する「シン・シティ」は日本の指定でさえR-15なので、それなりにバイオレンス色濃厚な映画ではあり、そこが魅力。ここでのジェシカはストリッパー役で、露骨な脱ぎっぷりは披露しないものの、ダンスやらレザーの衣装やら、妙にエロくてよい…。

 鼻の下を伸ばした話はこれぐらいにして、本題。といっても、この2本では知ってる曲はほとんど使われていませんでした。以上、終わり…にしたいんだけど、一応覚書き。「ファンタスティック・フォー」では、インビジブル・ウーマンの弟ヒューマン・トーチ、つまり人体自然発火男の登場するシーンにやたらと旬のロックをフィーチャーしていた。この人スノボ好きの今時の若者キャラで、この選曲からして10代のガキをターゲットにしていることがよくわかる。初登場のシーンはVELVET REVOLVER、ナースを誘って雪山でスノボをやるシーンではSUM41をフィーチャー。7月1日の日記で記した豪ガレージ版ファンタスティック4、T.F.F.の曲は聴いたことがないのでどう使われていたのかわからないが、使用されているとしたらヒューマン・トーチのシーンである可能性大。あと、エンドクレジットの一曲目はジョス・ストーンの“スーパーピーローがどうたらこうたら"という曲。

 「シン・シティ」ではジェシカが踊っているシーンでFLUKEが使われていたぐらいで、あとはロバート・ロドリゲス監督本人によるスコア主体。「ピーター・ガン」のテーマにも似たオープニングの曲がイカす。

 話をジェシカに戻すと、この人の主演作では9月に『INTO THE BLUE』という新作が全米公開される予定。これはジャクリーン・ビセット主演の「ザ・ディープ」のリメイク。すでにオフィシャルサイトでは予告編がアップされているが、ジャクリーン・ビセットの濡れたTシャツもよかったが、ジェシカのビキニ姿がまたいいんだ、コレが…結局、こっちの話になってしまうなあ。

 ジャケは、「ダーク・エンジェル」でブレイクする以前にジェシカ・アルバが端役で出演した「25年目のキス」使用曲、『LUCKY DENVER MINT』(名曲!)を収録した1999年リリース、JIMMY EAT WORLDのアルバム『CLARITY』。この曲、かなり良い使われ方をしていたはずで、ジェシカの出演シーンともども見直さないといかんなあと思った次第。

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