今年の締めに

　観た映画はＤＶＤだけど、たぶんコレ…になりそうな「バス男」こと、原題『NAPOLEON DYNAMITE』。フィナーレにはうってつけの大好きな映画となりました。

　不器用を超えて見ていて痛々しくなるぐらいの、口半開き高校生ナポレオン・ダイナイマイト君が、ダンス・パーティーやら生徒会長選挙やらの、高校生活では避けて通れないイベントをクリアしていく。ダンス・パーティーではシンディ・ローパーの『TIME AFTER TIME』が流れていたが、ちょうど自分が高校生ぐらいのときに流行った曲なので、観ていて胃の痛みが倍増。アメリカに生まれなくて、本当に良かったと思う。

　生徒会長選挙では、ひょんなことから芸を披露するナポレオン。これがまさしくクライマックス。勘違いでも無手勝流でも、周囲に笑われても、とにかく何でもいいから、胸を張ってひとつのことに夢中になってみるもんだなあと思った次第。ジャケは、そんなナポレオン君を引き立てることになるＢＧＭ、ジャミロクワイ/JAMIROQAUAI『CANNED HEAT』の1999年リリースのシングル盤。

　という感じで、今年はここまで。今年もヘンクツなこのブログにお付き合いいただきありがうございました。年明けは３が日が過ぎたあたりから更新しようと思います。年明けは、役に立たないロケンローな名セリフ集2005年版で始めようかと。よいお年を!

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