次はキースVSボウイ
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』に登場する悪役の船長は、タコを頭にくっつけたようなグロいルックスの持ち主だが、その名をデイヴィー・ジョーンズという。で、この名前はモンキーズのボーカリストや、デビッド・ボウイの本名(DAVID JONES)と同じ。ボウイがTHE MONKEESとの混同を避けるために改名したのは有名な話。それにしても、こんなタコ船長と同じ名前だなんて、ボウイはどう思っているのだろう…。
そういえば、タコ船長にふんするビル・ナイは「スティル・クレイジー」では老朽ロックバンドのボーカリスト役で、かなりお耽美なキャラ(寄る年波には勝てないのだが)で、グラム期のボウイを意識していたようなところがある。さらにビル・ナイは「アンダーワールド」で吸血鬼役を演じているが、「ハンガー」でボウイがヴァンパイアを演じていたこともあり、妙にキャラがかぶる。ボウイが歳をとるとビル・ナイのようになるのか…と思ったら、実年齢はビル・ナイの方がボウイより若いじゃないの!
次の「パイレーツ…」にはキース・リチャーズの出演が決定しているというが、ぜひタコ船長と対決していただきたいものである。
ジャケはDAVID BOWIE、1976年の編集アルバム『CHANGES』。“変容の貴公子"とはいえ、タコみたいな顔の時期はなかったと思う。
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