闇深きマイアミ
9月に公開される映画「マイアミ・バイス」について調べ物をしていたら、下記のサイトに行き当たった。TVシリーズを詳細に渡って解説しているところで、基本解説からマニアックな方面までフォロー。作った方の愛情が隅々にまで行き渡っています。
http://miami-vice-music.ath.cx/
で、このサイトには100話を超える各エピソードに使用されたナンバーがリスト化されていて、またビックリ。
http://miami-vice-music.ath.cx/music.htm
TV版のマイアミ・バイスは、そんなに熱心に観ていたわけではないけれど、ヤン・ハマーのテーマ曲がインスト・ナンバーにも関わらずビルボードのチャートでナンバーワンになったり、グレン・フライの『SMUGGLER'S BLUES』からエピソードが生まれたりなどの音楽ネタは話題になったと記憶している。それにしても、こんなに膨大な音楽が使われていたとは驚き。
面白いのは、前半は比較的ビルボード寄りの曲が多いのに、60話目あたりからUKロックからの選曲が目立つようになること。DAMNEDやWORLD PATY、WATERBOYS、SMITHS、MISSION、JESUS AND MARY CHAIN、LOVE AND ROCKETSあたりはともかく、GENE LOVES JEZEBEL、FIELDS OF NEPHILIMなど一瞬わが目を疑うようなセレクトも。ゴス好きの人が選曲していた可能性大ですな。
ジャケは第77話に使用されている、THE SMITHS『LAST NIGHT I DREAMT THAT SOMEBODY LOVED ME』、1987年リリースのシングル盤。こんな重苦しい曲が、どんな場面で使われたのでしょう…。