週末の疑問

gakus2010-07-18

 『告白』はたいへんおもしろいホラー映画でした。クライマックスは『ソウ』シリーズを連想させるほどドキドキしたし、はっきり最近の『ソウ』のここ何作かを超えている。

 『パリ20区、僕たちのクラス』はたいへん見応えのある秀作でした。よくぞ、ここまで冷徹な視点を貫けるものだと感心したし、安易なオチに逃げない直球描写にも威力がある。

 どちらも教室内の生徒たちの風景は説得力十分。ノリだけの発言や、反抗にリアリティがあるせいか、やたらと生々しい。

 が、一点、これはリアルじゃないぞ…と思えたことが。

 どうして、どっちのクラスにも、デブがひとりもいないんだ?
 (『告白』なんて牛乳試飲のモデル・クラスという設定なのに…)

 ジャケは今さら説明もないけれど、『告白』の挿入歌を入れて5に月再発されたRADIOHEADIN RAINBOWS』。