パンクでゴスでおデブちゃん
昨日、記した「バタフライ・エフェクト」の続き。
アシュトン・カッチャーふんする主人公の学生寮のルームメイトが登場するのだが、これがとてつもなくインパクトのあるキャラで、思い出すだけでニヤニヤしてしまう。デブでTシャツもはちきれんばかり。そのうえパンクスで頭はアルプスのようにとがっている。ベッド脇にCRAMPSのポスターが貼ってあることからも、そっち系統の音楽が好きなのがわかる。そしてそして、顔はキュアーのロバート・スミスを意識したであろうゴス・メイク。ヒマさえあれば、女を部屋に連れ込んで乳繰り合っていらっしゃる。アシュトンが部屋にやってきても照れる気配なし(一応“すまんな”とか詫びを入れるのがかわいい)。こんなんでも友達甲斐があって、アシュトンのことを真剣に心配してあげたりする、なかなかイイやつなのです。
で、この男のベッドインしている際のBGMが、やはりゴスゴスしていてヘビーなナンバーばかり。そっちの分野は疎いので判別できた曲は少ないが、後半で、今やゴスの殿堂入りを果たしたといえるバウハウス/BAUHAUSの『DARK ENTIRES』をバックにしながらパコパコやっていた。こんな性急で暗いナンバーを聴きながらやれるなんて、ある意味凄いと思う。
ジャケはバウハウス、解散後の1983年にリリースされたシングル・コンピ『SINGLES VOLUME1』。フツーに聴くぶんには、かっこいいんだけどねえ…。
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