2004-01-01から1年間の記事一覧

馬鹿がカートでやってくる

東京国際ファンタスティック映画祭2004で、「ジャッカス・ザ・ムービー」を観る。 MTVで放映されていた『JACKASS』をスケールアップした本作。危険なスタントに挑む男たちのドキュメント…といえば聞こえはいいが、やってることはかなりくだらない。スーパー…

結合性オスカー俳優がいるか!?

やっと、やっと日本公開されるファレリー兄弟の新作「ふたりにクギづけ」(原題「STUCK ON YOU」)を観る。 生まれてからずっと一緒で、田舎町に自分たちの居場所を築いてきた結合性双子の兄弟。俳優志望の兄ウォルトの夢をかなえるべく、ハリウッドに向かっ…

R.E.M.来日決定

9月21日の日記の日記に、96年の東京国際ファンタスティック映画祭(おっ、今日から始まってますね)でマイク・ミルズが舞台挨拶して以来、R.E.M.は来日公演をしていないと書いたら、さっそく決まっちゃいました。2005年3月16日に日本武道館、同17日に名古屋…

パーマー、ジェームス&ヤング

また訃報。ニール・ヤングが在籍していた1960年代のフォークロック・グループ、バッファロー・スプリングフィールドのベーシスト、ブルース・パーマーが亡くなった。合掌。 ニール・ヤングとは付き合いが長く、バッファロー以前のバンド、マイナー・バーズの…

今日誕生日の人

なにげにIMDbのトップページを開いたら、今日の誕生日の欄にヒュー・ジャックマンが。驚いたのは、この人が俺より年下だったこと。なんだか死にたくなりました…。 「X-MEN」シリーズや「ヴァン・ヘルシング」でヒュー・ジャックマンを観るぶんには若いねえ……

さよならスーパーマン

「スーパーマン」で知られる俳優クリストファー・リーブが亡くなられたそうです。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041011-00000204-yom-int 「スーパーマン」は、ちょうど映画にハマり始めたころに観ただけに思い出深いものがある。今観ると、けっこう…

ビルの好きな音楽

アマゾンで購入した「キル・ビルVol.2」のDVDが到着。スクリーンで観て以来、気になっていたところを、さっそくチェック…といってもたいしたことではないのですが。 ブライドが中国山中への修業に出る直前、ビルに“今度はいつ逢えるの?"と尋ねるが、それに…

アルフィー

といってもメリーアンとは何の関係もない、今月全米公開される「ALFIE」のサントラの話題。1966年の「アルフィー」のリメイクで、マイケル・ケインがオリジナルで演じたプレイボーイの主人公を、「スカイ・キャプテン」を全米ナンバーワン・ヒットに押し上げ…

カレッジチャートなんて…

明日から公開「クライモリ」のお話。 ドライブ中に迂回して山道に入った医学生が、パンクで立ち往生している若者5人と遭遇。彼らはともに助けを呼ぶために、森をさまようのだが、そこで見るからに恐ろしい殺人鬼一家と遭遇し、逃げ惑うハメになる…という「…

カーク艦長ご乱心

歌う俳優が、また一人。「スター・トレック」のカーク艦長役でおなじみのウィリアム・シャトナーがCD『HAS BEEN』(写真)を発表。1968年に一度レコードを出してるようなので、これが2枚目となる。 問題のその内容。ペン・フォールズ/BEN FOLDSが全曲プロデュ…

性転換に失敗しなかったパンクス

待望のTHE CLASH『LONDON CALLING:25TH ANIVERSARY EDITION』を購入。このアルバムはアナログでしか持っていなかったので、改めてCDで聴くと不思議な感じがする。アナログでは2枚組のアルバムも、CDではディスク一枚に収まってしまうから、レコードをひっく…

私の好きなイギリス映画 10

昨日の日記で触れたTHE CLASH周辺の映像作家ドン・レッツの作品で、唯一日本で劇場公開されているのが、1978年製作の「パンクロック・ムービー」。タイトルどおり、当時一世を風靡したパンク・ムーブメントを追跡するドキュメンタリーです。 1977年に期間限…

CLASH!

今週いよいよ国内盤がリリースされるTHE CLASH『LONDON CALLING』25周年エディション。レコード会社の公式HPでは期間限定でクリップをダウンロードできるようになっていて、ポール・シムノンがベースをたたきつけようとしている有名なあのジャケが、どのよう…

ジョン・ヒューズ作品のサントラ

昨日「恋しくて」について書いたらジョン・ヒューズ作品をあれこれ思い出したので、忘れぬうちに書き留めておこうと、思った次第です。 ジョン・ヒューズは監督、プロデューサーとして、1980年代に青春映画の傑作を多数、手がけたが、音楽ファンとしてはその…

私の好きなイギリス映画 9

ロディ・ドイルの小説『ザ・コミットメンツ』が映画化されたとき、強烈に嫉妬を感じたというスティーブン・フリアーズ監督が、負けじとドイルの原作を映画化。1993年に作られた、その映画「スナッパー」は「ザ・コミットメンツ」と同様、アイルランド庶民の…

10代のグレート・エスケープ

今日有楽町のビックカメラで思わぬ発見! なんとアンダートーンズ/UNDERTONESのDVDが! ピストルズとかクラッシュとか、その辺のDVDなら採算もとれそうだからわかるけど、よりによってアンダートーンズの国内盤DVDが出ているとは!! ありがとう、BMGファンハウ…

フェイスレス

知人に誘われ、フェイスレレス/FAITHLESSなるイギリスのバンドの来日公演を観るべく、恵比寿リキッドルームへ。このバンド、ダンス・ミュージック系の方々で自分は完全な門外漢。一度も聴いたことがなかったものの、それでも楽しめました。 バンドはドラムに…

血の日曜日

昨日とりあげた「ボーン・スプレマシー」の監督ポール・グリーングラスの出世作で、日本では劇場未公開のままビデオとなった「ブラディ・サンデー」を観る。 1972年、北アイルランドの公民権運動のデモ隊に英国軍が発砲し、13名の死者を出した、いわゆる“血…

爆走デジタルビート

全米で大ヒットしている「ボーン・アイデンティティ」の続編「ボーン・スプレマシー」(来年2月日本公開予定)のお話。 前作でわずかな記憶を取り戻した元CIA特殊工作員ボーンに、新たな危機が迫る。最愛の恋人を殺された彼は復讐を胸に、自分を消そうと…

プリンスと映画の絶縁

プリンス/PRINCEの劇映画主演作には、「パープル・レイン」「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」「グラフィティ・ブリシッジ」の3本があるが、この3タイトルをセットにした4枚組DVD-BOXが、10月29日に発売される。詳細は下記URLにて。 http://www.amazon.c…

ドラゴンズ、マジック点灯

ストだの新球団参入だの、グランド外のことばかりが話題となっているプロ野球。でも、なにげにドラゴンズのマジックが点灯しているじゃないの!

イアン・ブラウン、ニューアルバムをリリース

「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」にチラリと顔を見せていたというイアン・ブラウン/IAN BROWN、3年ぶり4枚目のソロアルバム『SOLARIZED』(写真)がリリースされた。久々というのに、扱いが小さいような気がする。銀座のHMVでは新譜コーナーには置か…

ラス・メイヤー逝去

巨乳映画の巨匠(そんなジャンルあるのか?)ラス・メイヤーが亡くなった。今週末から始まった<ラス・メイヤー コンプリート映画祭>を目前にしての逝去。映画史に残るような映画は撮っていないし、大ヒットにも恵まれてはいないが、ショボいエクスプロイテ…

この一週間

今週は休日が多かったせいか、ペースがつかめないまま、アッという間に時間が過ぎたような感じ。仕事やら、夜遊びやら、連日の子供との格闘やらで、かなり足腰に疲労が…。それはともかく、地味に報道された今週の個人的ビッグニュースを。

ロックンロールのあるべき姿

ラモーンズのドキュメンタリー映画「END OF THE CENTURY」で、ジョーイ・ラモーンが“ロックンロールのあるべき姿だった”と語ったニューヨーク・ドールズ/NEW YORK DOLLS。その再結成来日公演を、ZEPP 東京で観た。 再結成とはいえ、ジョニー・サンダースもジ…

ニュー・センセーション!

「ジェダイの帰還」にまで進出したヘイデン・クリステンセン(9月22日の日記参照)主演の社会派ドラマ「ニュースの天才」を観る。 雑誌記者の実話の映画化で、大統領用専用機にも置かれている硬派雑誌の若い記者グラス(クリステンセン)がハッカーの記事を…

私の好きなイギリス映画 8

1966年に製作されたコメディー「モーガン」は、日本で劇場公開されなかったのが不思議なほどの傑作です。ビデオは一度発売されたものの、現在は廃盤。米国ではDVD化されているのだから、ぜひ日本版も出してほしい。 労働運動に熱心な労働者階級の家庭に生ま…

復讐から帰還へ

アマゾンで購入した「スター・ウォーズ DVD−BOX」が到着。何はなくとも、まず観ないと…と思ったのが、DVD化に際して変更され、ニュースにもなったエピソードⅥ「ジェダイの復讐」のラストです。 そのシーンは、主人公ルーク・スカイウォーカーが目に…

東京ファンタ迫る

東京国際ファンタスティック映画祭が、今年も10月14日から開催される。映画史には残りそうにないが自分史には残りそうな、とんでもないエンタメ映画を届けてくるこの映画祭も、今年が区切りの20回目となる。 そんなわけで、映画祭の関係者の方に取材。もっと…

ワイルドで行こう

11月公開の「コニー&カーラ」では、ステッペンウルフのおなじみのヒット曲『BORN TO BE WILD』が使われている。映画は、ショーガールを夢見る女性コンビが、紆余曲折を経てドラッグ・クィーンのショーパブのステージに立つハメになる…というお話。ギャング…